鬼束PDCAの基本をご紹介します【仕事を早くする】

【現役人事が教える】鬼束PDCAの基本をご紹介します! 仕事が速くなる方法(時短術・時間術)
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こんにちは、ひろしです。

私はIT企業の人事部で
中途採用を担当しています。
もちろん現役です。

そんな私が、現役人事からの目線で
「仕事」について、有益な情報を発信しています。

今日のテーマは鬼束PDCAの基本をご紹介します【仕事を早くする】です。

皆さんは「PDCA」はご存知でしょうか?
おそらく多くのビジネスマンは
この言葉ぐらいは、聞いたことがあるかと思います。

この記事は

・PDCAという言葉は聞いたことがあるけど、いまいちよく分かっていない方
・PDCAは知っているけど、仕事でうまく使えていない方
・話題の本「鬼束PDCA」に興味があって、内容を知りたい方

に向けて書いています。

この記事を読むと

・PDCAの基本がわかります。
・PDCAを仕事で使えるようになります。
・話題の本「鬼束PDCA」の内容がわかります。

記事を読んでいただいた
皆さまの明日が、今日より
少しでもよくなればいいなと思います。


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鬼束PDCAの基本をご紹介します【仕事を早くする】


まずは今日の本題からいきましょう。
鬼束PDCA流のPDCAの基本をご紹介します。

まず大原則です。
鬼束PDCAでは、一つのプロジェクトにつき、一つの大きなPDCAを回すのではなく、
業務を細分化して、小さなPDCAをいくつも回していくことを推奨しています。

イメージはサイズの違うPDCAがいくつもあって、
小さなPDCAから順番に回していけば、それが結果として
大きなPDCAを回すことにつながる、みたいな感じです。

小さなPDCAというのは、一般的なPDCAと考えていただければいいです。

では「PDCA」とななんぞやというところを
具体的に解説します。

「P」=Plan=計画

「P」というのは、Planの頭文字で、イコール「計画」の事です。
「P」で大切なキーワードは「因数分解」(=深掘り)です。

まずは課題をどんどん因数分解(=深掘り)していきます。
課題を因数分解(=深掘り)する時には、
ロジックツリーやマインドマップを使うとやりやすいです。

また因数分解(=深堀り)は5回するのが理想です。

そして次に「ゴールの設定」をします。
ゴールの設定をする時は、必ず数値化しましょう。

ゴールの設定ができたら、ゴールと現状とのギャップを確認する。

ここまでの作業がPDCAの「P」=Plan=計画です。

「D」=Do=実行

「D」というのはDoの頭文字、イコール「実行する」ことです。

「D」ではtaskに優先順位づけをして
taskの中でインパクトの大きい課題は何かを考えます。
そして、常にインパクトの大きい課題から、着手することがポイントです。

仮説思考に立ち、
失敗を恐れずすぐさま行動に移してください。

またDoのアイデアが湧いたら、すぐにTodo化しましょう。

Todo化するというのは、具体化してスケジュールに落とし込むということです。
このTodo化ができていないと、なかなか行動に移せないものです。

また行動目標も必ず数値化するようにしましょう。
そしてTodoの進捗管理は、毎日行ってください。

「C」=Check=検証

「C」というのはCheckの頭文字、イコール「検証」です。

「C」のポイントはこまめに検証を行うこと。

「C」の前に行う「D」つまりDoが、最善最良の一手であるかを
常に検証・モニタリングし続けるということです。

この「常に」というのが、なかなか難しいですよね。

また「C」の段階では「要因分解」をしていきます。
「P」の計画段階でやった「因数分解」と、
似ているようでまったく違うものです。

「要因分解」というのは、思い込みを外して
「なぜ?」を繰り返します。

「なぜ達成できなかったのか?」
「なぜ達成できたのか?」という感じで。

例のように出来なかった時だけでなく
出来た時にも「要因分解」を行うことが重要です。

「A」=Adjust=調整

「A」とはAdjustの頭文字、イコール調整のことです。
一般的なPDCAの「A」はActionイコール改善なんですが
鬼束PDCAではA」=Adjust=調整となっています。

この「A」=調整の段階では、結果に対してどうするか?を考えます。
結果を考える時はどうしても「失敗」の印象が強くなってしまいます。

しかし結果が上手くいったときにも、微調整して次につなげるということが必要になってきます。
そのため改善ではなく調整という言葉を使っています。
改善では「失敗」に対してという意味合いになってしまいますからね。

そして「A」=調整ではスピードも必要です。
すばやく「A」を終わらせて、
迅速に次のサイクルにつなげることが大切なんですね。

以上ここまでが、PDCAの1サイクルです。
「A」まで行ったら「P」に戻って
また新たにPDCAをまわしていく。こんな流れですね。

鬼束PDCAを理解する上でのキーワード


鬼束PDCAを理解する上でのキーワードを
いくつかご紹介します。

<定量化>
普通には質的と見られている事柄を、
その特性に即した数量として表す(表せるようにする)ことです。

<KGI>

最終的な目標のこと
Key Goal Indicatorの略
結果をみる
目標が達成されているかの指標となるもの

<KPI>

Key Performance Indicatorの略
KGIは結果を見ているのに対して
KPIは過程を見ている
目標が達成できるか数値で計測

<KDI>

Doの定量化
Key Do Indicatorの略
どれだけ計画を実行できたか
これが検証フェーズで客観的に判断する指標となる
またこれは著者の造語です。
KPIはコントロールが難しいので
KDIをきっちり行うことで、KPIにつながると考えられています。

鬼束PDCAを実践してみよう


ここから鬼束PDCAの実践編に入ります。

著書の鬼束PDCAでは、かなり細かく手順が書かれています。

そのため書かれている通りやれば、実践可能になっています。

と、言葉でいうのは簡単なんですが、
逆にいうと内容がとっても濃い分、それをすべて実践するのは
とても難しいと感じました。

すべてを実践しようと思ったら、かなりの気力をもって
取り組む必要があると思います。

なので私がおすすめするのは、まずは自分の興味のあるところから、
または実践できそうなところから、初めてみるのが
いいんじゃないかと思います。

PDCAの重要さを再確認できるだけでも
著書の「鬼束PDCA」を読む価値は充分あります。

またかなり精密に、そして細かく設計されたシステムゆえ
難しさはあるかもしれませんが、
身につければ一生モノのスキルとなることは間違いありません。

 

鬼束PDCAを使って仕事スピードを早くしましょう!

今日は「鬼束PDCAの基本をご紹介します【仕事を早くする】」
というテーマで、解説しました。

・PDCAという言葉は聞いたことがあるけど、いまいちよく分かっていない方
・PDCAは知っているけど、仕事でうまく使えていない方
・話題の本「鬼束PDCA」に興味があって、内容を知りたい方

の疑問は解消することができたでしょうか?
なんとなくとか、ざっくりでもいいので、
理解してもらえていたら嬉しいです。

・鬼束PDCAは身につければかなり成長できる
・しかし実践は簡単ではない

この先、行動に移すのは皆さまです。
行動しないと何も変わりません。
一つだけでも、
小さなことでもいいので
記事の中で、これなら出来そうだと思ったことは
即実践してみてください。

今日も最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございました。

少しでも皆様のお役に立てていると嬉しいです。
引き続きよろしくお願いいたします。

皆さまの明日が、今日よりよくなりますように。

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